「へんな会社」のつくり方を読んで

魅力ある企業 株式会社「はてな」の社長の本です。

現在、10代の方に読んでもらいたい本です。

これだけ、時代に合わせて会社を良くしていこうと考えている社長は
いないのではないかという本でした。
常に、これよりいい方法があるのではないかと考えているようです。
魅力ある原点は、まずここからなんでしょうね。

しかし、こんな発想をしたことは無いので、本当に面白かったです。

自分の会社の職員だけでなく、インターネットを利用している全ての人にインターネットで会議に参加してもらい、
また、会社からは、全ての会議内容を公開している。
全ての会議内容を公開している会社は今までは無いと思います。

また、WEBのサービスは、作り手の想像力には限界がある為、50%の完成度でサービスを出すということでした。
今までのサービス(アプリケーション)は、ユーザのパソコン端末に個々にソフトをインストールして、バージョンアップが行われると、バージョンアップ版を有料で買って、ユーザーがそれをインストールしないといけない。ということが起こりました。が、WEB版については、
サービスを提供しているサーバのソフトをバージョンアップしてやれば、即時に全ユーザに反映される。この利点を生かし、随時ユーザの意見を聞いて、ソフトをバージョンアップしていく。作り手だけでは、想像できなかったものが、反映されていくのではないでしょうか?

また、本にも書いてましたが、会社の中で出た結論を公開したときに、ユーザに反対を受けて、止めたサービスもある経験がある。そのため、ユーザを巻き込んで、みんなで考えて、みんなで考えたものは間違いは無いという考え方ですね。

へんな考え方ですが、
今後のスポーツの判定においても、
全世界の人にインターネットで判定を求めて、採点していくという方法も出てくるかもしれませんね。
実際、そのほうがみなさん納得すると思いますし、悪いことは起こらないように思います。
それも、インターネットを利用することで、即時に集計されますし・・。
現に、この前の亀田の試合での、Yahooの集計のように・・・。