「アップルVS.グーグル」（小川浩さん、林信行さん）を読んで

第1章 ポストiPhoneの世界で何が起こっているのか?(蜜月関係の果てに敵同士を「演じている」アップルとグーグルPCの時代が終わり両社の思想の違いが浮き彫りになった)
第2章 「戦争」はどこで起こっているのか?(戦場は「デバイス」から「クラウド」へモバイル時代のOS戦争は、互いに「敵」を必要とする)
第3章 それぞれの戦略と戦術(世界を変える2社の真逆のアプローチ「誰でも」と「上質な体験を誰でも」の違い)
第4章 戦いに割って入れなかった日本企業が学ぶべきこと(「ユーザーの声を聞く」だけではイノベーションは生まれない
今は真剣勝負の時代)

両方ともすきだけど
どちらかというとアップルが好きという感じの
2人の本です。

アップルは
HTML5は、オープンな市場
appstoreは、アップルが監修する市場

HTML5というオープンな市場もあるんですね。
これは、どうやってアクセスするんだろう？
勝手に、アプリがとれるのでしょうか？
全然的はずれなことを言ってるかもしれませんが・・^^

グーグルはオープンソースとブラウザ中心主義
アップルは自社OSと自社プラットフォーム

これがどうなっていくかなんでしょうが。。。
難しいですね。
個人的には、グーグルの方法で、ええとこどりばかりやって
伸びていかないのかなぁと素人ながら考えます。

グーグルが整理して管理したいのは、情報あるいはデータだけ

まさにそうなんですよね。
その情報に簡単にアクセスできるように・・・

アンドロイドは、PC、携帯電話、テレビ、自動車に搭載されることを前提に開発

自動車まで考えられているんですね。
ただ、これ以上にも広がりそうです。

アプリ管理

アップルは1社で管理
グーグルはサードパーティに開く

個人的にはサードパーティに開くほうが、速い気がします。
グーグルでまとめてくれれば、ものすごいものができそうですが。。

ソフトに真剣に臨むなら、ソフトのためのハードも自ら作る

アップルの考え方。
全体としては、コモディティ化はされないが、部品は、コモディティ化されたもの

アップルにおいてもグーグルは必要な存在

独占にならないように
このあたりのバランスが面白い

アップルが身体だとしたら、グーグルは精神

アップルは触っての驚き重視？
グーグルは、触った先のクラウド側での動作の驚き重視？

「やればできる」と「簡単にできる」はまるで違う

任天堂もアップルも「簡単にできる」ということを考えて作ってくれています
説明書いらず

グーグルは、リアルとウェブをつなぐインタフェース

アップルはガジェットを容赦なく切り捨てる

フロッピーディスク、マウスのボタン等

グーグルのウェブアプリケーションの作り方は一貫して、安定性と速度を重視

本当にここは素晴らしいですよね。
めちゃめちゃ快適

アドセンスは、数千円からの投資でも広告を出せる

実際は、１クリック数円からだと思います
こうすることで、小さい国からでも広告を出すことができます

グーグルは高い技術の敷居を下げる→使いやすいように
アップルは個人能力を引き上げる→ソフトがサポート

グーグルのアプリでは、GoogleEarthとか、こんなことできるの？と
アップルのアプリでは、iLife等プロが作ったようなものが作成できる

アップルは、ゴミを作らない
グーグルは、数打てば当たる

日本のゲームで言うとまさに
任天堂とソニーの違いのような・・・

テスラのEVの技術
小さいバッテリーを組み合わせる

グーグルのサーバと同様の考え方
分散投資もこのような考え方と同じのような気がします

本当に、アップルは任天堂に近いなぁ
説明書いらず、ごみは作らない等

任天堂 “驚き”を生む方程式

【送料無料】任天堂“驚き”を生む方程式 [ 井上理 ]

の時に書いた
任天堂"驚き"を生む方程式(井上理さん)を読んで
と同じだなぁと

グーグルの数撃ちゃ当たるは、
ソニーに近いような気がします。その為、
GoogleTVでは、ソニーと組んだのかなあ。。

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