「野村ID野球と落合オレ流野球」(川崎憲次郎氏)を読んで

野村「ID」野球と落合「オレ流」野球

野村「ID」野球と落合「オレ流」野球

今まで、野村さんが書いた本と落合さんが読んだ本はあるのですが
実際、選手の気持ちはどうだったのか?
しかも、両方の監督から教わっている川崎さんならではの視点があるように思います。
現在は、ロッテのブルペンコーチをされているんですね。
両監督とも勝つため、選手の為を最大限に重きを置いているのですが
マスコミ対策、教え方等真逆の部分もある。
勝つため、選手の為といってもいろいろな方法があるということなんでしょうね。
真逆だったとしても、目的が同じならば・・・
という形になるのでしょうかね。。。
面白いです。

  1. 自分が打ち込める仕事で生計を立てなければならない
  2. 一度やると決めたら、情熱を惜しまず、根気よくやる
  3. 他人の視線に左右されず、あくまで自分に忠実であること

いろいろな人に支えられ、助けてきたもらった

自分でやってきたと思ってしまいがちですよね
でも、実際は、多くの人に支えられています。
もう本当に^^;

野村監督は、「文字」、落合監督は「行動」

ここがまず、真逆と思えます。
が、両方共勝つための方法。
どっちかといえば、野村監督の方は、分かりやすく
落合監督の方は自主性という形でしょうか。
こういうことで、監督との相性というのは出てくるかもしれません

出来なければ、できないなりのやり方、逃げ方がある

あーーーー
そうなんですね。

変化することの恐れを捨てよ
変化への恐怖は自信のなさから生まれる
変化は価値なり、進歩なり

基礎ができていれば、変化することがしやすいのではと思います。
ということではないのでしょうか??

自分で必要と思わなければ、新しい技術は習得できない

これは確かに

先読みの上司

そうなんですよね。
今 じゃなく、先なんですよね。
今がだけでも先としてプラスになれば・・・

勝つことこそ、最大のファンサービス

確かに、ファンは嬉しい^^

「選手を守る」

ここは、両監督とも強いですね。

練習の目的を持って望まなければ意味が無い

これは確かに。。

「選手が求めてくるまで教えるな」

これも、目的、知りたいということがあるので。。
初めは、何を質問すればいいのかも分からないですが^^

模倣から入って、独自の形を作っていく

これに気づくまでにかなり時間がかかりました。

ベンチから「内角のストレートを勝負しろ」とサイン

一番びっくりしたのは、試合中、ここまで細かい
サインが、ベンチからキャッチャーに出ていたんですね
ヤクルト時代の野村監督の話ですけど。。。

ヤマを張るということは「読む」こと

確かに。確率を上げるために。

膝で押し込むからライト方向に飛ぶ

なんとも企業秘密
でも、これを実践するのは、なかなか出来ないことですけど


この本を読んで、落合さんの参謀の

参謀―落合監督を支えた右腕の「見守る力」

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も読んでみたくなりました。


采配

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負けかたの極意

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読売巨人軍黄金時代再び (宝島社新書)

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