IT技術と刑事事件を考える-Winny事件判決を契機として-」を聞いてきました。

大阪弁護士会館というところで、シンポジウムがありました。

それを聞いてきたのですが、

金子さんがWinnyについての概略を説明してくれました。
P2Pネットワークの歴史、Winnyについて、情報漏えいのこと等。

Winnyは情報漏えいウイルスだと間違った報道がされていることがあること。
実際は、利用者のミスなのでは?メールシステムはOKなのに、Winnyでは駄目というのは・・・。
後、玄人しか使わないで!とのこと。を言われていました。

ここで感じたのは、
インターネット上にWinnyというネットワークが形成されているということでした。
使われている限り削除できない。
また、金子氏もソフトを改造するとまた、幇助と言う形になるので作れないと・・・。

でも、本当に社会的な貢献ということを考えてくれているのであれば、
これだけ、個人情報が流出する事件が発生しているWinnyネットワークは、たとえWinnyが原因ではなく
ウイルスが原因ということであっても、Winnyネットワークを止めることが必須なのではと思いました。
それを止めるプログラム(ここでは、Winnyの修正パッチと言われていたが、なんでもいいと思います。)を金子さんが作成すれば、名誉回復も、技術も認められるのではないでしょうか?
なんか、弁護士さんに止められている感がありました。

また、冤罪の可能性も少しあるのかなと感じました。調書の作成方法等聞いているとですが。。弁護側の意見ですが。
まぁ、映画の影響もありますが・・・。

こんなん思っていると、裁判員制度って大丈夫なのかな(^_^;)

全然関係ありませんが、
Gridコンピューティングの話もありました。
分散してCPUを繋げるコンピューティングということですが、PS3とかもこれを目指しているとか。
これができてくると、たとえば、会社のサーバが止まっても、他の会社のCPU(処理装置)を利用して、ダウンし難いシステムができるのに。セキュリティとか高速な通信回線が必要だと思いますが・・。
地方公共団体でも、サーバの処理は、Gridコンピューティングで、データだけ、各市町村にあるというようなことができれば、いいのにと思います。絶対落ちなくなりますね(^o^)丿絶対は無いか・・・。