[rakuten:book:11986073:detail]
サブタイトルが「グーグルの次のモデル」
このタイトルだけでも、面白そうでした。が、著者が佐々木さんなので、安心して読めました。
この本は、
http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/sasaki.html
を元に作られたものだと思います。
しかし、的を得ていると思うのですが、どうでしょうか?
今までにも言われている通り、中間が無くなりつつあるというのは、今までどおり。さらに加速されていくと。
これは、実際感じますね。
今後は、ピュアP2Pに流れていく
これは、池田信夫さんが言われていたようですが、
僕はピュアP2Pは少し怖いので、ハイブリッド型かなとは思いますが。。。
これに、PS3のCellのような、分散型コンピューティング可能な、機械が増えてきて、データも処理も分散されていくようになると思われますGridコンピューティングと呼ばれているものです。になってくるのでは??
楽天においては、現在楽天市場という場所でお店を出し、楽天側は、出展料を当初取っていたが、現在は、売り上げの何%とかになっていると。。
これについても、楽天市場自体が無くって行くのではと思ってしまいます。
僕はですが。。
実際は、決済機能の部分での手数料収入のみになってくるのでは?この決済機能というのが、楽天だけでなくどこの店舗でも利用できるものかつ使いやすく安いものが利用されてくるんでしょうね。ここのみが生き残ってくるのではと思ってしまいます。
Yahooもミクシーも今後は、人間関係が重要になってくると。
これは、ソーシャルということなんでしょうが、村ぶろとかもここを狙っているんでしょうね。
僕は、どうしてもあまりミクシーの閉鎖性が好きではありませんが。。
Yahooについては、現在でも結構ソーシャルなサービスが増えてきたと思います。
特に面白かったのは、
UFOキャッチャーの思想。
検索エンジンとかで、自分が欲しいものをどのように見つけ出すかの技術。
現在は、Googleの検索が知りたいものがトップに来やすいというのがありますが、それ以上のことを今後どうしていくか?GoogleのiGoogleでは、過去の検索結果から、その人にあったものを上位に来るような技術も試されています。
その他、動画の検索とかまだ、完璧にされていないので、そこら辺が今後の課題。
確かに動画の検索ができれば、面白いしCMにも利用できるのではと思ったりしますもんね。
ただ、日本の情報大航海プロジェクトについては、疑問です。技術が企業でばらばらになっているので、その企業を集めて、国産の検索エンジンを作ると。。これって国主導でしていかないといけないのでしょうか?と思ってしまいますが。。各企業が特化したもの(部品)を作成して、マッシュアップしていく形になるのがいいのではと思ってしまいますがどうでしょうか?
この本を読んでいるとやはり、Webにおいては、無料化していくのは、間違いないように思います。
無料なのにさらに便利になっていく。ただ、無料という中には、知らない間に情報が収集されているということ。その利用情報を対価にして、便利になっていくような感じがしてしまいます。