「電波利権」を読んで

うーん、読まんかったらよかった^_^;
「利権」という言葉が入っている通り、電波業界の裏です。

  • テレビ局と政界との繋がり
  • テレビ局の電波利用料
  • ハイビジョン、地上波デジタル放送の仕組み、問題点
  • テレビとインターネットの融合の問題点等

知らないことが多数あり、勉強になりました。
テレビは、いかに電波を無駄に利用しているかわかりますし、いかに携帯電話が隙間の周波数帯を利用しているか
というのがわかります。電波利用料の存在。またテレビ会社の電波利用料の格安さ。
また、テレビ局の新規参入への妨害、インターネットとの融合への妨害
めちゃめちゃわかりやすいです。

これを読んでですが、
2011年地上波デジタル放送に完全に移行とありますが、皮肉にもこれを契機に、映像のIP化が進み
オンデマインド化が進み、インターネットがテレビを飲み込んでいくのでは?と思いました。
著作権等の法整備は必要ですが・・。
まず、地上波デジタル放送は、放送局側のメリットが何もない。
広告料が増えるわけでもなく・・それでもなぜ1兆円もお金を使うのか^_^;
インターネット経由でもデータ送信が可能なのではと・・・。
ただ、ここにも妨害があり、データ放送については、地上波デジタル独自のものが利用されているため
流用が利かず、新たに変換プログラムが必要だと思います。
後、地上派デジタルは、放送局側の一方通行。その時間に見る人がいないといけない。
オンデマインドは、ユーザの好きな時間に見ることができる。ここに尽きるのではないでしょうか?