「日本破綻」を読んで

  1. 計画経済国家・日本」の終焉
  2. グローバル化と、低迷する日本
  3. 拡大なくして何の分配ありや?
  4. 拡大のための「円安政策」
  5. 拡大のための「長期戦略」
  6. 至上主義の徹底

僕としては6章が面白かったです。
というか、この人の考え方が好きです。

国債増発になると、長期金利が上昇する。
しかし、国債の需要が増え続けるため長期金利が上昇しない
その為、痛みを感じない
虫歯の神経を抜いた状態

まさにその通り。

日本は、外国資本と日本資本を分ける。海外では考えられない。
海外の企業は、税金の関係で本店をどの国に移すか決めている。

日本の企業では、考えられないんでしょうね。
法人税を世界水準に。。

円高にして、国内最低賃金を上げると
日本人の労賃がかなり高くなるので、企業にとってはマイナス

グローバルで考えるとということ

海外の企業と競争するうえで、同じ土俵に立たせてもらいたい

日本の企業は、規制、税率が高すぎて、グローバルの土俵に立たせてもらっていないようです

市場原理主義

これが正解なんでしょうね

国は分配より拡大を目指す

これなんでしょうね。。

リスケジュール

亀井さんが言っていた
利払いのみで元本を返すのを先延ばしにすること
どうなの??

まずは、実態経済レベルまで円を下げる

現在は、実態経済レベルでは円高

小さな政府

こうなんだと思います

格差がないのは社会主義

なるほど。。

マーケットが大きいほど平等
小さいほど振れ幅(リスク)が大きくなる
マーケット全体は頭がいい

そういうことなんですね。
その為、アメリカの株式は、マーケットが大きいため
振れ幅は、一番少なく、一番平等だと思われる。
日本は、まだまだマーケットが小さい為
振れ幅が大きい。
なんでも、同じなんだと思います。
投資信託でも、純資産が大きいものというのは、
そういうことだったんですね。
これは、ほかでも利用できそう。

流動性リスク

これが結構重要というのが分かりました。
売りたいときに売れないというリスク
現在のBRICSの株式とかは売りにくい

アメリカの中央銀行は、連鎖倒産を防ぐことに勢力を傾けるが
個別の銀行が潰れることはいたしかたない

これは、日本ではないですね。
ほとんど助けようとするので。。
でも、セーフティネットがあるからなんやろうなぁ

まずは、円安政策にして、時間を稼ぎ
その間に経済を立て直し、元に戻す。ということのようです。
小さな政府も^^