「日本中枢の崩壊」(古賀茂明さん)を読んで

日本中枢の崩壊

日本中枢の崩壊

序章 福島原発事故の裏で
第1章 暗転した官僚人生
第2章 公務員制度改革の大逆流
第3章 霞が関の過ちを知った出張
第4章 役人たちが暴走する仕組み
第5章 民主党政権が躓いた場所
第6章 政治主導を実現する三つの組織
第7章 役人―その困った生態
第8章 官僚の政策が壊す日本
終章 起死回生の策

初めて読む人ですね

2011年3月の原発事故
まず、現場に総理直結のスタッフが真っ先に飛ぶ
次に、官邸との直接の通信手段確保のための基地局を設け
テレビ回線で常時会議が現地との間で出来るようにする。
次に、関係者間の情報の共有と共通認識に基づいた対応策の決定

BCPですね

渡辺大臣は最後まで「斡旋」全てを禁止する方針を貫いた
政府与党が官僚と一体となって渡辺大臣の改革をつぶしにかかった

みんなの党党首

人事院は、公務員が公務員の給料などの待遇を決める

そうなんですね

「・・・規則の一部改正等について」の「等」
この「等」で派遣されていた企業への再就職が認められた

霞ヶ関文学

規定
さらによく見ると、非常に小さな字で、そのような場合も一定の要件を満たせば派遣先の企業に再就職して良い
と書いてある

投資信託の広告のようですね

先進的な企業は他が考えないようなことをやろうとしているので、役人が基準の作っても合わないため
補助金がもらえない

うーん。。。

戸別所得補償は思い切って廃止

これは、特に必要無いですよね

天下りがいけないのは
ポストを維持する無駄
民間企業などを含めてそういうところと癒着が生じる

そういうことなんですね

能力の高い役人は結局、自らの組織を見切るしかなくなる

すべてやめていってしまっている。
テレビに良く出てますよね。。

「幼保一元化」と「幼保一体化」は違う
「一体化」は、完全に一緒にするわけではない

そんな。。。。分からない。。

Jリーグ方式」で幹部の入れ替えを
事務次官のポストも廃止

民主党財務省と積極的なすり寄り

これは間違い無いですよね。。

厚労省の役人と記者クラブがタッグを組んで、
長妻追い落としに動いたのは、明らかだろう。
財務省が絶対に受け入れられない改革、それは国税庁の完全切り離し

こんなことあるんですね

総理になる前から
戦力スタッフ創設が必要

バックに優秀な人材が必要なんですね

事業仕分けではそのシナリオを財務省が作る

そう言われていましたね

霞ヶ関文学
「○×等」と「等」を入れた場合、後で拡大解釈するための布石
「前向きに」は「やる」
「慎重に」は「やらない」

ここが大きいなぁ
これを知っているか知らないかで
国会中継も違うかも

橋本大臣こそ政治主導の見本

官僚の特性の一つに「過ちを認めない」

インフラをビジネスにすれば、日本企業が潤うかもしれないが
日本の国益という視点では、儲けが出るかどうかは別

なるほど。
保守まで含まされると厳しいですね

年金
自分が払った保険料はしっかり貯金されていると思っている人が多い

そう思っていました。
使い切られているんですね。^^;
積立金も無くなるでしょうし。。

「スクラップ・アンド・ビルド」
駄目な産業や企業が潰れて、将来背のある新たな産業や企業に資源が回る

役人の発想では、一時期でも「痛み」を伴う政策は認められない

そうなんだろうか。。

日本人特有の金持ちを妬む気持ちを捨てなければならない

お金持ちのほうが税金払ってくれていますし。。

東京電力の処理策

こうしてもらえると一番税金を使わずに済むんだろうなぁ



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官僚の責任 (PHP新書)

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