「勝負哲学」(羽生善治さん、岡田武史さん)を読んで

1章  勝負勘を研ぎ澄ます
    論理を超えるもの、直感を支えるもの/勝負どころを読む力/全体を客観視できる「広い目」をもて
2章  何が勝者と敗者を分けるのか
    リスクテイクをためらうな/打たれ強さを養う/「勝てる人間」を育てる
3章  理想の勝利を追い求めて
    集中力の深度を増す/闘争心を制御せよ/戦いに美学を求める

深い本です
岡田監督の本を読むのは初めてですが
さすがに、日本代表の監督ともなれば
めちゃめちゃ考えてはるなぁと。
到底、ここまで深く考えている人というのはなかなかいないのでは?
上に立つという人は、凄い人ですね。選手は到底叶わないのでは・・・
と感じてしまいます。

データは自分の感覚を裏付ける情報でしかない

サッカーでは、そうなのかも。。
データを事前に知っておくのは、有利。
でも、それは当たり前で、しかも過去のもの
今回はそうなるかわからない。。

手を絞り込むのは、直感

この直感も、経験、勉強から・・

ゲームの中断も少なく、攻守がひっきりなしに入れ替わるようなスポーツでは不確定要素が極めて高くなります

たしかにそうかも。

想定の範囲内の事態への対応策をきちんと考えておくことは、
そのまま想定外の事態に対するよき善後策に繋がることが多い気がします

どこまで考えれるかということでしょうか・・

前向きな開き直りは勝負強さに通じます。

これがなかなか難しい。できないですね。

勝負を分ける要因の8割方は、小さいミス

バレーでも、サーブミスとか・・・

着手する前に4つの香車を確認しなさい
広い集中力が高濃度で働いている

全体を見るという集中力。。
凄い考え方

いいチームというのは、いろんな才能が組織的に連動しているもの

どういう状況で、こうなっていくのだろうか。
適材適所、共通の考え方等

指示に従う忠実さばかりが全面に出て、
自己判断というものの働きが鈍くなってしまう

分かりますね。。。指示していることしかしない・・・

自主性と組織性は相反するものではなく、
両立が可能である

安全策は相対的に自分の力を漸減させてしまう

変わらないといけない
企業も同じですね。。

リスクを少しずつ取るようにしている

これも凄い言葉
こういう感覚になることもないので、考え方が理解しにくい

教わったこととやれることの間の距離は思った以上に遠い

教え方もあるのかもしれないですが
本当にそう思います

守るべきものと変えるべきものとの重心のかけ具合

この線引きが分かればいいのですが、なかなかね。。


大ピンチという時には、人間は意外に正しい判断をするもの
開き直ることによって選択肢が絞りこまれる。
絞り込まれれば直感も冴え、迷いも見切れて正解に近づく

そうなんだろうか・・・
実際、ちょっと経験したことはありますが
実際正解だったのか、今となってもわかりません。。

決断というものは、足し算ではなく
余分なものを削ぎ落とす作業

なるほど。。

意識してオンとオフを切り替える事が大事
精神の安定に重要なのは生活

これもできていない
でも、頭を無にするというのは大事だなぁと感じます。

ものがたくさん揃っているということは選択肢が多いということ
選択肢が多ければ多いほど、行った選択に後悔が生じやすい

指導の本質は、教えるのではなく引き出すこと
人の能力を「引き出す」ためには、教えすぎるよりも教えすぎないほうがずっと効果的

これが一番度肝抜かれました
確かにそうです。どうやって引き出すかを考えればいいんですね

集中度にメリハリをつける

イメージが沸かない

深い集中と広い集中

すごい言葉だなぁ

タイトルに執着することがあまり意味があることだとも思えません

もうそういう領域なんやね。。

あと一歩、後1センチに手を抜くな

こういうところで、差が出る

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