「考える野球」(野村克也さん)を読んで

第1章 考える力が一流を生む
第2章 野村野球の原点にあるもの
第3章 リーダーとなる者の考え方
第4章 一流のチームを作る難しさ
第5章 プロ野球界を考える
巻末付録 野村克也団野村「往復書簡」

ほとんどノムさんの本は読ませていただいていますが
集大成の本ではないでしょうか?
「野村が斬る!」というモバイル版の連載をまとめたもののようです。
そういう事もやられていたんですね

西武涌井投手の玉を受けてみたい

ちょっと意外でしたが
コントロールがいいので、キャッチャーの力でなんとかする事ができる
という意味では、面白いんだと思います^^

ピッチャーは打たれることで学んでいく

ここが監督がどう考えるかだと思います
成績を重視してしまう監督か、成長させてもらえる監督か
監督が、このピッチャーが考えているかどうかということを見極めれれるか

南海皆川投手
10勝投手が「カットボール」(ちっちゃいスライダー)で31勝投手になった

ノムさんカットボールを覚えてくれと意見をして
覚えて、実践で利用するとうまくいく
スライダーではなく、手元でちょっと曲がるカットボール
これだけで十分というのが面白い
芯を外す。

プロは
ピッチャーは、内角を攻めれるかどうか
バッターは、内角が打てるかどうか
で決まる

ここを中心に野球を見ていくだけでも面白い
どういう意図で、いつ、内角を投げるか
その玉を、バッターは打てるか

ソフトバンク和田投手は、最後まで玉を隠す
その為、タイミングが取りにくく打ちにくい

たしかに。
外からみるとなぜ打てないのかと思いますが
バッターボックスに経つと打ちにくいんでしょうね

プロはコントロール

キャッチャーと同時に考えていくというのが
いいのかも知れませんね

初めは、癖を探し、球種を読んだ
それにプラスして、配給を読み始めた

ほんまに球種、コースを読みますよね
解説が本当に面白いですもんね

カウントは
0ー0〜2ー3まで12種類ある

こんなこと野球をやっているときは考えたことなかったなぁ
こんな考えが出来ていたらなぁ
もっと面白かっただろうなぁ

ブレイザーさんの言葉
「いいバントはシフトに勝る」
相手に応じて確率の高いプレーをする

これって凄い
その頃の大リーガーは緻密な野球をされていたんですね

なぜ、ピッチャーとキャッチャーでバッテリーというのか
ピッチャーはプラス思考
キャッチャはマイナス思考で危機管理

めちゃめちゃ分かりやすい

団野村さんが野村克也さんに
大リーグの監督をやってほしい

これは、是非、体調がよければ
見たみたいと思いますし、できればやって欲しいなぁ^^

野村ノート (小学館文庫)

野村ノート (小学館文庫)