奈良県CIOさんの話を聞かせてもらった

自治体クラウド関係の講演だったのですが
わかりやすく簡潔でした。

僕の中では、

業務の標準化はできない

という言葉で十分でした^^


ざっとメモしておきます。

クラウドによって、大手ベンダーの寡占化が進む可能性

今後、自治体システムは、コモディティ化されていく→一般化される
→パッケージ

自治体によって、独自で開発するかパッケージにするか
        データを自庁に置くか、外に出すか

奈良県クラウドシステムは、クラウドパッケージ
現在では、ハードの共有化と帳票の共有化で費用を削減している
→母数が増えるため
通信回線は、LGWAN

SLA契約とペナルティの設定が重要

戸籍システムは、法的制限からクラウド不可

10万人以下の自治体は、ノンカスタマイズで問題なし
→給料を減らすかカスタマイズしないか?
 首長の意見が聞けないのならば辞めますか?

共通化している以外の部分についてはEUCで解決

現在は、出始めなので、国からも支援が得られるが
今後そのメリットは無くなる

パッケージからの移行は、削減効果が少ない

雑感)
・バックアップ回線は?
クラウド化というのは、個別のシステムを選べて、くっつけることができるのでは?
 と思っていた。
奈良県のものだと、クラウドのパッケージを利用して、
 共同ハードウェアの上で利用するものなんだと思う。→1箇所のデータセンターで
 →これが、データセンター同士も連携すると、本当のクラウドになるのかな?
  ハードの共同化は、日本全国の市町村になるので、母数も増える。
・各市町村の年間金額が違うのは何故か?
 →人工割?

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