「アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ」(岡嶋裕史さん)を読んで

1章 クラウドとは
2章 クラウドの古さと新しさと主要企業
3章 マイクロソフトの戦略─ウィンドウズアズール
4章 グーグルの戦略─グーグルアップエンジン
5章 アップルの戦略─iTunes
6章 クラウドでも出遅れた日本

メガデータセンターの画一性

野ざらしのデータセンター
→コンテナにUPS、免震機構
雨ざらし、空調設備も無し
故障すれば、自動的に切り替える

クラウドは、非常識なほどの安さと相互接続性、技術進化の速度が利用者にもたらされる

この相互接続性というのができるのであれば、クラウドに移行しても・・・

標準化と仮想化

標準化が、相互接続性に関連すること
仮想化は、サーバ台数を減らすことができる

Iaas、PaaS、SaaS

IaaSは、ハードウェアのみのクラウド
PaaSは、ハードウェアと基本ソフト(OS)
SaaSは、ハードウェアと基本ソフトと応用ソフトまで

紙の時代の業務のやり方に適合するアプリケーションを作り上げてきたことが問題
業務改善が必要だがSaaS

官の仕事においても、SaaSが必要だと思われる。
また、そのSaaS同士の連携も必要

クラウドは銀行預金、構内サーバはタンス預金

これは、めちゃめちゃ分かりやすい
このとおり、多少のタンス預金を残して、銀行預金に移行していくんでしょうね

構内サーバを活用しつつ、クラウドと連携する方法は
グーグルにマイクロソフトが勝つ手が出てくる

思想が違いますね
マイクロソフトは、Windowsを残しつつクラウド
グーグルは、なんとか全てクラウドに・・

マイクロソフトアズールは、クラウド用のウインドウズ

現状のWindowsを利用しながら、アズールを利用する

アマゾンは、処理能力の貸し出し価格は、入札
マイクロソフトは、その価格を元に決めた

まぁ、アマゾンの方がしんどいですが
アマゾンが下げれば、マイクロソフトも下げるという感じなのでしょう

グーグルは、デスクトップの中の情報は検索できない

これは、タンス預金の部分なので、仕方のない部分もあるのではと感じますが
どうなんでしょうか

グーグルクローム、クロームOS

グーグルの魅力は、シンプルで速い
僕は好きです

アップルはitunesが中心

この仕組が凄い
ただ、アプリを売るという、リアルな商売をするには、こうなるのかなぁ
グーグルは、フリーにして、広告で利益を得る
アップルは、広告でも利益を得ながら、itunesでの流通手数料でも^^

1番でなければ生き残れない

やはり、多数の人に利用してもらうことによって
値段が下がる。このメリットは大きい

日本は、ルールが作られればそのルール内で最高を目指す
グーグル、マイクロソフト、アップルは、ルールを書き換える

これは、そうなのかもしれない
柔道のルールとかもそんな感じだと思うので。。。
ルールを変えるほうが強いですからね


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