「電子自治体の○と×」を読んで

月刊e-Govの編集長の本です。
編集長所感というものがあったのですね。。^_^;
あまり読んでいなかったように思います。

この本は、編集長所感とそれについての、インタビューを元にした本です。
読みやすいです。勉強になりました。

選挙のシステムでは電子投票より、インターネット投票の方が安く済む。

実際そうでしょうね。
公的個人認証は必要になりますが。
入場券の印刷も必要ないですから。開票も費用がかかりませんし、
投票所もなし。。。これは難しいですね^_^;

住基ネットの情報が漏れても、各システム毎にセキュリティがかけられているため
芋刷り式に情報が漏れるわけではない。
住民コードにするメリットは、全体的にみれば、国の事務が便利になり、コストが削減される。

実際は、住民コードをなくしても、なんらかのコードは存在します。

「施策」の読み方では、行政では、「せさく」一般には「しさく」

これは知らなかったです。もっと一般にあわせなければなりませんね。
ほかの言葉でもいろいろあるのでしょうね。

韓国のシステムは、エラー処理が甘い。

これは、僕がプログラムの仕事をしていたときも言われていました。
ただ、プロトタイプ方式で作成するので、対応が早いのでしょうね。
現在のWebのシステムの作成方法もこのような感じですね。

IT講習会は、親子でするほうがいい

これも思いつきませんでした。これも面白いかもしれませんね。
親子のコミュニケーションも取れると思いますし。

町村では、議会をなくしてもいい。
その代わり住民投票ができるようにしなければならないが

これは、インターネット投票ができれば、可能ですね。。

戸籍システムの仕様は、国で決められている

これは、知らなかったです。もうちょっと、安くできるかな?

電子自治体のゴールは、透明性

なるほど。そのような気がしますね。

後は、もっと市民の意見をくみ上げるシステムを作らないといけないのでしょうね。
市長へのメールは、市長に答えてほしいというのもありました。。。

難しいこともあるとは思いますが、面白かったです。